データコレクション〜機動戦士ガンダム0088(上)〜



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グリプス強襲

宇宙世紀0084年に結成されたジオン残党狩りを名目としたエリート部隊「ティターンズ」は、その名目を掲げながらスペースノイドの弾圧を行っていた。ティターンズは弾圧の対象をジオン残党からスペースノイド全体にすり替え、「30バンチ事件」を始めとする恐怖政治への途を辿り始めていた。

それに対して宇宙世紀0085年、「30バンチ事件」を発端に結成されたのが「反地球連邦政府A.U.E.G(エウーゴ)」である。エウーゴはブレックス・フォーラ准将を中心に、スペースノイドの為の政治を掲げて活動している。その両者の戦いは宇宙世紀0087年3月22日、グリプスで起こった「ガンダム強奪事件」で表面化した。
エウーゴの中で正規の任務に属さない部隊があった。特殊遊撃部隊「クレイモア隊」がその名前である。

クレイモア隊はエウーゴの旗艦アーガマの部隊行動やその他の支援任務や陽動任務をアイリッシュ級ティルヴィング単艦で行う少数精鋭部隊で、その最初の任務はグリプス基地の強襲であった。ガンダム強奪事件の後、アーガマ追撃部隊出撃のため防衛が薄くなったところを、グリプスに残っているティターンズの指揮官バスク・オム大佐を基地ごと倒すという作戦であった。

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その作戦は、レナード・モートン少佐率いるサラミス級ニューデリーとの遭遇戦で幕を開けた。その遭遇戦において、クレイモア隊のエースパイロット「ショール・ハーバイン中尉」のリックディアスとティターンズのエースパイロット「エネス・リィプス中尉」のジムクゥエルカスタム、旧来の親友同士が偶然相対するという形で展開し、クレイモア隊の行動がグリプスに筒抜けになってしまった。それが災いしてグリプス強襲作戦は失敗、ニュ−デリーに唯一残されたエネスのジムクゥエルがティルヴィングを強襲した隙にバスクは基地の人員を別の場所へ移動、基地を占拠しようとしたクレイモアのMS隊ごと爆破しようとした。

そして難を逃れたクレイモア隊はグリプスを離脱して、グラナダへの帰途についた。


RMS−099
リックディアス(ショール・ハーバイン仕様「死に装束」)
●頭頂高/18.7m●本体重量/32.2t●全備重量/54.7t
●ジェネレータ出力/1.833kw●スラスター総推力/81.800kg
●センサー有効半径/11.500m●装甲材質/ガンダリウム合金
●武装/バルカン・ファランクス、クレイバズーカ、ビームピストル
ビームサーベル
エウーゴのエースパイロット、ショール・ハーバイン中尉専用リックディアス。白を基調としたカラーリングが特徴で、推力も10%程が増強されている。これによって、ショールの独特な回避運動にも耐えうる反応速度と機体の機動性を実現させているが、その分機体バランスは標準機より若干悪くなっている。

中立都市

宇宙世紀0087年8月10日、ティターンズが月面都市フォン・ブラウンを占拠すべく、艦隊を派遣した。いわゆる「アポロ作戦」と呼ばれるこの作戦が成功すれば、ティターンズは圧倒的に有利な条件でエウーゴとの戦いを展開できる事になるからだ。

ティターンズは新造大型戦艦ドゴス・ギアを始め、6隻の艦隊をもってフォン・ブラウン市へと侵攻を開始した。エウーゴもただ黙ってそれを見過ごすはずもなく、旗艦アーガマの部隊を向かわせた。そしてクレイモア隊はアーガマ隊への増援としてグラナダから発進したが、その途中でエネスが率いるニューデリーと遭遇、ショール・ハーバインとエネス・リィプスの決闘が開始される。その隙にニューデリーのマラサイ隊を突破した他のMSがフォン・ブラウン市へと向かう。

CG/ν's Factory


ショールとエネスの決闘の結末はショールの勝利に終わり、エネスはショール機に捕らえられた。しかし、結局ドゴス・ギアのフォン・ブラウン市への直接降下と言う形で、フォン・ブラウン市の港の入り口を開かせ、ティターンズその占拠に成功した。

8月16日になって、増援との合流を果たしたアーガマを筆頭に、フォン・ブラウン市奪回作戦が開始された。市内にメンバーを潜入させて、内部を偵察した後に攻撃を行う予定であったが、ティターンズMS隊がアーガマを奇襲して、アーガマのMS隊をフォン・ブラウン市へと引き込んでしまう。結果としてそれがエウーゴに優位に働き、エウーゴは市内の要所を占拠した。ティターンズの艦隊はやむなく、フォン・ブラウン市から撤退した。


RGM-79Q
ジム・クゥエル(エネス・リィプス仕様)
●頭頂高/18.0m●本体重量/40.4t●全備重量/56.8t
●ジェネレータ出力/1.780kw●スラスター総推力/75.480kg
●装甲材質/チタン合金セラミック複合材
●武装/60mmバルカン砲、ビームライフル、ビームサーベル
ジムライフル
エネス・リィプスがティターンズ配属当初から使用していたジム。ジェネレータと推力を強化してあるが、この機体でリックディアスをも翻弄したのはパイロットの技量による所が大きい。エネスがマラサイに乗り換えてからは、グリプスに保管されている。


        
Mobile Suit
GUNDAM 0088
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クレイモア隊

エウーゴの組織そのものは、武力としては弱い組織である。それでもティターンズと互角以上の戦いが出来たのは、アナハイム・エレクトロニクスなどの出資者がいたからに他ならない。彼ら出資者の援助のおかげで装備品などの心配がなくなりはしたものの、組織の慢性的人員不足は補い難かった。戦いは数であると言うことは、連邦軍が一年戦争で実証して見せたのである。エウーゴの高級幹部の1人であるニルソン・ロレンス大佐はそれを補うため、正規の部隊行動を単艦で影から支援する遊撃部隊を作り、それによって円滑に作戦行動を行おうと考えた。その部隊こそ、クレイモア隊である。

創設当初、母艦はサラミス改級ベオグラードの予定であったが、サラミス改級は連邦軍で最も就役数の多い艦艇であり、迅速な行動を重視される遊撃部隊の母艦としてはその総合的な能力に大きな不満があった。そこでアイリッシュ級宇宙巡洋艦ティルヴィングがその母艦として選ばれた。厳密に言えば、ティルヴィングはアイリッシュ級として建造されたのではない。この艦はアナハイム・エレクトロニクスが最初にエウーゴからの戦艦建造の発注を受けたときに、運用試験などを行うためにとりあえず建造された試作艦であった。エウーゴオリジナル艦艇の最大の特徴には、その運用に必要な人員が従来の艦艇よりも少なくて済むという点が挙げられる。それはエウーゴの慢性的な人員不足をとりあえずでも解消するためであり、それに伴うシステムの多機能、簡略化の為の試験を行う艦が、ティルヴィングであった。後のアーガマやラーディッシュなどのエウーゴ主力部隊の母艦の原型はティルヴィングであったとされている。本来は実験や試験のみを行う艦としてその天寿を全うされる予定であったが、アイリッシュ級2番艦以降の艦艇の建造がはかどらず、急遽実戦投入できるように補強を施されて、宇宙世紀0087年3月1日にクレイモア隊の母艦アイリッシュ級巡洋艦ティルヴィングとして正式に配備されることになる。
モビルスーツ実戦部隊は最新鋭モビルスーツであるリックディアス4機と、宇宙世紀0087年3月以降に量産化が始まったジム系MSネモ3機で構成されている。単艦での作戦行動を行う部隊であるからこその、充実した装備と言えるだろう。
MSパイロットは2小隊6名で編成されており(ネモのうち1機は予備機)、戦術指揮官として優秀な実力を持つロイス・ファクター大尉とナリア・コーネリア中尉、そしてエウーゴでも五指に入るエースパイロットであるショール・ハーバイン中尉といった実力派を中心にしており、その戦闘能力は極めて高い。

また、緊急事態時にのみという制限付きではあるが遊撃部隊ならではの独立作戦権限が認められており、参謀本部からの正式な命令が無しで独断で緊急事態に対処する事が出来るのも、この部隊の特徴であるとも言える。(以後続刊に続く)



ピクシー・レイヤー

宇宙世紀0087年6月、サイド3のジオン共和国内で、密かに諜報組織が結成された。それがピクシー・レイヤーである。構成員は80人ほどで、そのほとんどはコロニー各地へ情報収集に散っている。そして、一般の郵便や人員そのものの輸送、軍内の反現体制派からのリーク等を通じて、サイド3の本部へと情報が集められる。そうして入手した情報をまとめ、その情報をエウーゴや他の反連邦組織に流しているのである。
組織の本部はかつてジオン公国の首都であったコロニー「ズムシティ」の工業ブロックにあり、普段はコロニー修復の下請け業者に身をやつしている。

リーダーはユリアーノ・マルゼティーニという元連邦軍人。一年戦争の折りに連邦の正義に不審を抱いてジオンに下った過去を持ち、終戦時に退役して身を隠した。これは、ジオンと連邦が講和したときに両者からの報復の対象となるのを恐れたからであり、また反連邦組織を作るという目標を掲げての逃亡でもあった。政府が終戦後の処理に混乱している隙を狙い、連邦軍時代の親友のコネを使ってユリアーノと死亡した別人の戸籍を入れ替えると、その人物の名前であるマセルス・コールを名乗りコロニーを渡り歩きながらメンバーを集め、7年越しの組織結成と相成ったわけである。メンバーが80人ほども集まったのは、ティターンズの強硬的な姿勢の矛先はジオン共和国にも向けられており、形式だけとはいえ独立自治を獲得したジオン共和国の存亡を憂慮する人間がいたからであった。

ピクシーとは人間には見つけにくい大きさで、人間に様々な悪戯をするという妖精のことである。組織の存在は連邦に知られないようにという祈りをこめて、名付けられた。


人物設定 (Desined by まさやん三世
ティターンズ ネオジオン

クレイモア隊


名   前:ショール・ハーバイン
性   別:男
生年月日:07/23/0062
血 液 型:O型
所   属:クレイモア隊
所 属 艦:ティルヴィング
階   級:地球連邦軍中尉

CV:辻谷耕史
本編第一部主人公。
カリフォルニア出身。0083年、ニューオリンズ士官学校を次席で卒業。モビルスーツ操縦技術に特筆すべき点があり、それを見込まれてエウーゴに参加。強気な性格で、思ったことが表情に出るタイプ。思考は単純ではあるが、スペースノイドの自主独立と地球再生を目指している。空手などの格闘技にも精通している。また、革命思想家的な面をもちながら、どこかで自己破滅願望に近い矛盾した面を持っていたと言われている。

純白を好み、下着やシャツは白いものしか着けない。MSのカラーリングはニホンの戦国武将、伊達政宗の影響を受けたもの。

0088年2月15日、グリプス攻防戦の際にアクシズ軍のロフト・クローネと交戦し、記録上は戦死するが奇跡的に生還し、記憶を失いネオジオンの強化人間として戦場に戻る。
しかし、0088年10月31日、死の間際にすべての記憶を取り戻し、クレイモア隊を逃がすために爆薬の詰まったダミーもろとも自爆、戦死する。

彼の宇宙革命思想は、死後、親友エネスと妻エリナによって継承されることになる。



名   前:エリナ・ヴェラエフ
性   別:女
生年月日:11/03/0063
血 液 型:B型
所   属:クレイモア隊
所 属 艦:ティルヴィング
階   級:地球連邦軍曹長

CV:高山みなみ
キエフ出身。0084年、ニューオリンズ士官学校を卒業。機械整備のエキスパートで、クレイモア隊整備班主任。快活な女性で、ショールとは相思相愛。システム工学にも精通している。格闘技全般は苦手で、彼女自身の戦闘能力は低い。しかし、モビルスーツ操縦に関しては平均以上の腕を持っている。
几帳面な所もあり、料理などもこなすが分量をグラム単位で正確に計量しながら行うクセがある。

0087年12月1日、ショールと結婚するが、すぐに夫を失ってしまい、その後ネオジオンの捕虜となり拷問を受けて自らの心を閉ざす。ショールが戻ってから精神の均衡を取り戻すが、二度目の死を目の当たりにして再び精神世界に閉じこもってしまう。

0088年12月31日に娘シンディを出産したことで現実世界に戻ってきたが、代償として言葉を失う。

現在はエネスと友に亡夫の遺志を継承しており、組織内での精神的な影響力は強い。



名   前:レイ・ニッタ
性   別:男
生年月日:10/14/0063
血 液 型:O型
所   属:クレイモア隊
所 属 艦:ティルヴィング
階   級:地球連邦軍少尉

CV:山崎たくみ
ニホン出身。0084年、ヒロシマ士官学校を優秀な成績で卒業。モビルスーツ操縦とシステム工学の両面をこなす珍しいパイロット。ハイスクール工学科を途中で退学、その後士官学校に入る。

卒業後すぐに適性を見込まれてアナハイム・エレクトロニクスにMSのテストパイロットとして赴任。2年間を越えるアナハイムでの生活を経て、0087年にグラナダに転属、ジオン残党との小競り合いにおいて初陣を飾った後、クレイモア隊に配属となった。
酒と女を心から愛し、いずれも妥協しない性格。美人と酒を呑むことこそ本懐と公言している。

クレイモア隊がエウーゴから造反した後、マディ・ミナヅキという偽造の戸籍を取得し、アナハイム・エレクトロニクスでモビルスーツのテストパイロットという表の顔と、亡きショール・ハーバインの遺志を継ぐために組織に身を置く裏の顔を持つようになる。

0089年2月にナタリー・ニールセン(イーリス・リィプス)と結婚。



名   前:ロイス・ファクター
性   別:男
生年月日:02/28/0054
血 液 型:O型
所   属:クレイモア隊
所 属 艦:ティルヴィング
階   級:地球連邦軍大尉

CV:戸谷公次
ボストン出身。0074年、カリフォルニア士官学校を卒業。元戦闘機乗りで、RGM−79ジムの実戦配備と共にモビルスーツのパイロットとなり、数々の戦果を挙げた。戦術指揮官としては一流で、特に攻勢における指揮能力は高い。言葉遣いが悪いが、その割に人付き合いはうまく、メンタルな面でも指揮官としての適性は高い。

クレイモア隊がエウーゴから造反してからは、ログナーが組織の軍事部門の最高指揮官に昇格したために、ティルヴィングの艦長になるが、いまだにモビルスーツに乗りたがる節がある。



名   前:ナリア・コーネリア
性   別:女
生年月日:04/04/0060
血 液 型:A型
所   属:クレイモア隊
所 属 艦:ティルヴィング
階   級:地球連邦軍中尉

CV:三石琴乃
サイド7出身。0079年、サイド7士官学校在学中に実戦配備され、戦果を挙げた。MS操縦、特に射撃戦が得意で、支援任務などに実力を発揮する。酒が好きで、片時も酒瓶を手放さない。恋愛経験はなかったが、レイの優しさに惹かれるようになる。

0088年3月25日、ブリュッセルにおけるティターンズ残党との戦闘で戦死。


名   前:マチス・コーネリア
性   別:男
生年月日:UC.0067、9月18日
血 液 型:A型
階   級:地球連邦軍軍曹

サイド7出身。ナリア・コーネリアの実弟。両親を亡くしたマチスにとっては、ナリアが保護者であったから、軍属として地球連邦軍に入る。ジオン軍残党との戦闘の際、偶然にMSに乗り込んだ事がきっかけでMSパイロットとなる。少々気の優しい面があり、軍人に向かないように見えるが、MSの操縦技術は平均より高い。


名   前:エルウィン・アルツール
性   別:男
生年月日:UC.0064 12月1日
血 液 型:O型

ニューヨーク出身。一年戦争時、ジオンの占領作戦のためニューヨークから単身でヨーロッパに移動する。その後オデッサ作戦前に現地徴用兵としてMSパイロットとなる。16歳で初陣と、若いながらも実戦経験のあるパイロット。


名   前:ミカ・ローレンス
性   別:女
生年月日:UC.0063 3月8日
血 液 型:B型
階   級:軍曹

カリフォルニア出身。一年戦争で家族を失い、生きるために地球連邦軍に入る。明瞭な話し方と、透き通った声を持ち、入隊後ずっと艦艇のオペレータや通信士をやってきた。ただいま恋人募集中。



名   前:イーリス・リィプス
性   別:女
生年月日:04/25/0070
血 液 型:A型

CV:皆口裕子
エネス・リィプスの実の妹であり、ただ一人の肉親。ニューオリンズにある医学系のハイスクールに通っていた努力家で、特待生だった。
兄想いの優しい性格で、無口だが行動力があり、学校でも一目置かれている。
バスクの指示で地球から宇宙に連れてこられており、月のフォン・ブラウンに幽閉されていたが、偶然にもショール達によって救い出され、以後はティルヴィング艦内ではメディカル面でのサポートをすることになる。

恋人を失ったレイを支え、のちに結婚する。




ティターンズ


名   前:エネス・リィプス
性   別:男
生年月日:10/10/0062
血 液 型:A型
階   級:地球連邦軍中尉 → 大尉
所   属:ニューデリー→クレイモア隊

CV:三木眞一郎
第二部主人公。
0083年、ニューオリンズ士官学校を首席で卒業。MS操縦、戦術論、戦史などあらゆる科目でトップの成績を残す。ショール・ハーバインとは士官学校時代からの親友で、共に連邦の改革を目指している。ショールと共に初陣を飾った後、モートンのすすめでティターンズに入隊し、ショールとは別の方法で目的達成を目指すことになったが、ティターンズ内部で粛正の憂き目にあい、エウーゴに。

常に冷静沈着で、戦局全体を見渡して的確な状況判断を行うなど、指揮官としての適性は極めて高い。また、ティターンズでエネスと1対1で勝てる者は5人といない・・・と、ティターンズ内部でも有名である。士官学校時代のショールとのモビルスーツシミュレータ戦績は21勝19敗。趣味は映画鑑賞で、特にマカロニウエスタンとラブロマンスを好む。

ショールの死後、彼の遺志を継いで組織の最高指揮官となって地球連邦の政治的な改革を目指す。

士官学校時代からエリナを愛していたが、今もなおその想いを外に出していない。



名   前:クリック・クラック
性   別:男
生年月日:06/24/0067
血 液 型:O型
階   級:地球連邦軍曹長 → 少尉
所   属:サラミス級ニューデリー

CV:神奈延年
リバプール出身。宇宙世紀0087年、ヨーク士官学校を卒業。卒業直後に暴行事件を起こしてしまい、曹長に降格されて後にニューデリーに配属となる。モビルスーツ戦闘のセンスは折り紙付きではあったが、戦術論等の学科科目の成績は悪かった。ニューデリー隊配属後に戦果を挙げて少尉に昇進。エネスを尊敬しており、人間は自らを高めようとすることが大事だという理念を実践している。政治的思想は特に持っていない。

クレイモア隊造反事件後も連邦軍に在籍している。



名   前:フェリス・ウォルシュ
性   別:女
生年月日:UC.0066 1月20日
血 液 型:A型
階   級:地球連邦軍中尉
所   属:サラミス級ニューデリー
搭乗MS:バーザム

CV:川上とも子

ダブリン出身。クラックの士官学校時代の同期生で、元恋人。端正な外見と言葉遣いにギャップがあり、強気な性格から指揮官に煙たがれて、部隊を転々とさせられた。2度の転属を経験した後にティターンズに志願して、ジャマイカンの元にいたがそのジャマイカンからも煙たがられ、ニューデリーに指揮官兼艦長代行として赴任した。


名   前:レナード・モートン
性   別:男
生年月日:UC.0053 2月28日
血 液 型:B型
年   齢:34歳
階   級:地球連邦軍少佐
所   属:サラミス級ニューデリー

シアトル出身。元ログナーの部下で、ティターンズの隠れた改革指向者。ティターンズをドラスティックに連邦を掌握させて、その後に改革することで旧体制の破壊と新体制の構築を目指している。エネスの改革志向に目を付けてティターンズに引き入れた人物。

温厚な性格で、ティターンズ入隊前は昼行灯と呼ばれていたが、戦術指揮官としての能力は高い。


名   前:エドワード・ラファエル
性   別:男
生年月日:UC.0067 11月14日
血 液 型:O型
階   級:地球連邦軍曹長
所   属:サラミス級ニューデリー
搭乗MS:ハイザック マラサイ

カリフォルニア出身。ニューオリンズ士官学校を卒業、つまりショール達の後輩に当たる。MS操縦などの能力はそつがなく、均整の取れた兵士。支援任務などで本領を発揮するタイプで、戦闘中のコンセントレーション(集中力)が高く、粘りのある戦闘が可能。



ネオジオン

名   前:ロフト・クローネ
性   別:男
生年月日:09/15/0060
血 液 型:O型
階   級:ジオン公国軍大尉
所   属:エンドラ級シンドラ 
C   V:橋本晃一

第三部主人公。
サイド2出身の孤児であったが、フラナガン機関にニュータイプとしての素質を見出され、戦士としての養成を受けて闘った。しかし、毒ガス作戦を始めとするザビ家のやり方に反発を持ち、非人道的手段に対して過剰な反応を示す。

ジオン軍の存在は連邦統一の必要悪とみなしており、連邦改革による地球圏そのものの変革を指向している。サビ気への反発心はなくなっておらず、結果的にハマーンのもとから造反。

戦時に自ら占有していたサイド2に引きこもり、ジオンの名を冠する存在の排除を目論む。
サイド2を陰から支配している人物である。